KAKOMI by KINTO

お米農家さんと炊き込みごはん

KINTO 東京ショールーム

2016/10/5

『美味しい時間をシェアするワークショップ』第二回は、茨城と埼玉で無農薬のお米づくりをしているお米農家やまざきの山崎さんご夫婦と夏にぴったりのとうもろこしの炊き込みごはんを18名の参加者さまと共に楽しみました。

「今回用意したお米は、精米の具合を7分にしたお米と朝採れのとうもろこしを使っています。精米の具合は主に、玄米の状態から、3分づき、5分づき、7分づき、白米とあるのですが。7分づきですと、胚芽が少し残るので、栄養分を残しつつ、通常の白米と同じ水加減と浸水時間でなので、手軽に炊くことができておすすめです。」

やまざきさんが作られたお米、ひなたの粒。玄米、5分づき、7分づき、白米があります。

まずは、米の研ぎ方から。 「昔は、ぎゅっぎゅっと力を入れて、水が透明になるまで研ぐと言われてきましたが、最近は精米の技術もすごくあがってきているので、そこまで強く研がなくても大丈夫です。さらさらと、4回ほどざるの中で洗うくらいをおすすめします。強く研ぐと、どうしてもお米についている胚芽がとれてしまうんです。撮影や飲食店ですと、つやを出すためにも、もう少しぎゅっぎゅときれいに研ぐこともあるのですが。でも、ご家庭なら軽く研ぐくらいがいいですね。」

そして、材料を入れていきます。浸水させた米、とうもろこし、オリーブオイル、塩、水を土鍋へ。

とうもろこしは、実と芯を分けたら芯を捨てずに入れます。

「内蓋をして、蒸気穴がずれるように外蓋をします。蒸気穴をずらすことでより圧力がかかりふっくらと仕上がります。」

中火で9〜10分加熱。蒸気が出たら、さらに1分おいて極弱火で8〜9分加熱。とうもろこしの甘い香りが漂いはじめます。そして、コンロから鍋をおろして、蒸らします。

10〜15分経ったら、できあがり。とうもろこしの芯を取り除いて、軽く混ぜていただきます。

今回は、人参、きゅうり、かぶを使った自家製のぬか漬けをご用意いただきました。ぬかを洗い流さず一緒にいただくのが、山崎さん流。「ぬかは、75%くらいお米の栄養を持っているんです。それを捨てるなんてもったいないということで、うちでは一緒にいただいています。作り方は、生ぬかに、塩とマイグルト(発酵甘酒)を混ぜています。自然由来の乳酸菌なので、夏バテもしにくく、すごく体のふんばりがきく気がします。」

ぬか漬けをいただきながら、“お茶っこタイム”。「農作業の合間の休憩を、10時と3時にとるのですが、よく茨城でもお茶っこするべ。なんて言って、お漬け物とお茶で休憩しますね。」 食卓でごはんを炊いていると、ふつふつと鍋が音をたて、ふんわりと香りが広がり、待っている間も楽しいひと時に。蓋を開けた瞬間にほころぶ笑顔は、食卓で囲む土鍋ごはんならではのシーンです。お米への愛情がいっぱいのやまざきさんのお話で、ごはんがさらに美味しく感じるワークショップとなりました。ぜひ、ご家庭でも、炊きたてのごはんを食卓で囲んでもらいたいです。

レシピ

  • とうもろこしの炊き込みごはん

    とうもろこしの炊き込みごはん

    材料
    米 2合(300g) / 水 400ml / とうもろこし 1本 / オリーブオイル 小さじ1 / 塩 ふたつまみ

    1. 洗米してボウルで20分浸水させ、ザルにあげる。
    2. とうもろこしを半分にカットし、実を包丁でこそげ落とす。
    3. 炊飯土鍋に米と水、調味料を入れ、とうもろこしの実と芯をのせる。
    4. 内蓋と外蓋の蒸気穴の位置をずらして土鍋にセットし、中火で加熱。
    5. 9〜10分程で沸騰。蒸気が出たら1分後に極弱火にする。
    6. 火を消し、10〜15分蒸らしてできあがり。
    7. とうもろこしの芯をとりのぞき、ご飯と具材を混ぜてからお召し上がりください。

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プロフィール

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お米農家やまざき

毎日食べる「ごはん」だからこそ、健やかな食材でありたいと農薬や化学肥料に頼らず、手間ひまかけてお米を育てているお米農家。茨城県と埼玉県で米づくりをする傍らメディア出演も。著書『お米やま家のまんぷくごはん』(主婦と生活社)。

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