KAKOMI by KINTO

稲刈りと新米土鍋ごはん

@ 茨城県常総市 稲田

2016/12/01

『美味しい時間をシェアするワークショップ』第三回は、茨城県にあるお米農家やまざきさんの稲田に伺いました。山崎さんご夫妻の呼びかけで集まった14名の参加者と共に、稲刈り体験と土鍋を囲んだスモールギャザリングを楽しみました。

山崎さんの稲田は無農薬。周りのと比べると、稲田の周りを囲むように生えている雑草が目につきます。農薬をかけない分、山崎さん夫妻の手のかかった稲はたっぷりとした稲穂が実っていました。

まずはじめに稲刈り体験。雨や風で倒れてしまい、機械では刈ることのできない稲を、人の手で一束ずつ刈り取っていきます。
「この一株は、去年収穫した種モミ3粒からできています。発芽したものが、このように成長して3000粒のモミをつけます。これはご飯茶碗約一杯分の量。」

「刈った稲は束ねて、ビニールハウスのパイプにひっかけて乾燥させます。1束の量は、両手でつかんでちょっとはね返ってくるくらい。」

農作業の休憩「お茶っこタイム」には、稲刈りが終わった稲田の真ん中で美味しいコーヒーをいただきました。ニカラグアの豆をKINTOのSLOW COFFEE STYLEのカラフェで。「田んぼの真ん中で飲むのは初めて。気持ちいいし、格別に美味しい」と皆で談笑。

「ごはんだよー!!!」山崎さんの娘さんの呼ぶ声で、みんなが集まってきます。スモールギャザリングの始まりです。

料理を作ってくださったのは、料理家・写真家として活躍されているminokamoさん。今回は、ご自身の出身地である岐阜県の食材を中心に調理してくださいました。

「今日は、故郷の岐阜県の食材と、山梨のものも少し入っています。私がよく作る原木椎茸の醤油のコンフィ。そうめんかぼちゃと、地元で取れた野菜を素揚げしてのせた醤油と味噌のキーマカレー。お肉は、実家のご近所さんで取れたシシトウと、スパイスの利いたショウガをいれてみました。ドーナッツみたいなカボチャは、すくなカボチャと言って岐阜県の郷土野菜で細長いかぼちゃ。あとは、鶏ガラのスープ。」

KAKOMI 炊飯土鍋で炊いたのは、山崎さんの稲田で今年取れた新米。ごはん茶碗によそうときは、しゃもじでお米を潰さないようにスライドさせるのがコツだそうです。
「今年の刈り取った新米です。皆さんのおかげで無事去年のモミから芽が出て実ってくれました。今回は5分付きと白米を用意しました。是非食べて感想を聞かせてください。それでは、手を合わせましょう。いただきます。」

去年の鬼怒川反氾濫での苦労、春のもみ蒔きの思い出話。稲刈り体験を通して、改めて米作りは自然と共存しながらであること、その苦労とできた時の感動を知り、米一粒一粒が一層美味しく感じる、笑いの絶えないワークショップとなりました。

レシピ

  • 土鍋ごはん

    常夜鍋

    材料
    1合分  米 150g / 水 200ml
    2合分  米 300g / 水 400ml

    1. 洗米してボウルに20分浸水させ、ザルにあげる。
    2. 炊飯土鍋に米と水を入れる。
    3. 中蓋と外蓋の蒸気穴の位置をずらして土鍋にセットし、中火で加熱。
    4. 5~6(8~9)分程で沸騰。蒸気が出たら1分後に極弱火にする。
    5. 極弱火で6~8(8~10)分加熱し、火を消す。
    6. 10~15 分ほど蒸らしてできあがり。

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プロフィール

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お米農家やまざき

毎日食べる「ごはん」だからこそ、健やかな食材でありたいと農薬や化学肥料に頼らず、手間ひまかけてお米を育てているお米農家。茨城県と埼玉県で米づくりをする傍らメディア出演も。著書『お米やま家のまんぷくごはん』(主婦と生活社)。

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