テーブルウェアお手入れガイド - 磁器 -

KINTOの磁器製テーブルウェアを永く快適にお使いいただくためのポイントをご紹介いたします。
対象コレクション:ATELIER TETECERAMIC LABFOGHIBINORIRIM
磁器について
「磁器」は原料の構成や高温で焼成されることから、「陶器」に比べて吸水率が低いとされています。そのため汚れや染みがつきにくく、耐久性も高いとった特徴があります。KINTOでは使い心地と佇まいの調和を考えて、素材の一つとして磁器を採用しています。
お手入れについて
▼日々のお手入れ
ご使用後は柔らかいスポンジを使って食器用中性洗剤で洗い、十分に乾燥させてください。食洗機をご使用の際は、他の食器等に干渉しないよう格納ください。

▼「メタルマーク」がついてしまったら
金属製のカトラリーなどを使用すると、食器表面に「メタルマーク」と呼ばれる鉛筆で描いたようなグレーの金属跡が付着することがあります。これは食器と金属の摩擦によって発生するもので、クエン酸でのお手入れをおすすめします。
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<メタルマークのお手入れ手順>
(1) 金属跡の部分にクエン酸をふりかけ、お湯に浸したペーパータオルをのせておきます。
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(2) 1時間ほどたったら、メラミンスポンジ等でこすり落としてください。
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※目立つ汚れにはクリームクレンザーをご使用いただけますが、クレンザーに含まれる研磨成分によって食器にキズが付く可能性があるため、こすり過ぎや硬いスポンジのご使用は避けてください。
▼匂いやしみがついてしまったら
重曹または塩素系・酸素系漂白剤の付け置き洗浄をお試しください。
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磁器ならではの風合い
▼釉薬のムラ
釉薬はひとつひとつ丁寧に手作業でかけられています。そのため、色ムラや艶など、風合いにばらつきが見られる場合があります。同じアイテムでも微妙に異なる色の濃淡や仕上がりを、個性としてお愉しみください。

▼窯変
表面に色ツヤの変化や焦げたような表情が見られる場合がございますが、これは焼成時に起こる陶磁器特有の「窯変(ようへん)」と呼ばれる現象です。窯内の化学物質が酸素量や温度などの影響を受けて、焼き上がりの表情に深み、味わいのある個体差を生み出します。
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▼鉄粉
アイテムによって、あえて鉄粉の混ざった陶土や釉薬を使うことがあります。鉄粉は焼成によって黒い斑点として現れ、うつわに味わい深い表情を与えます。
加熱について
▼電子レンジ
電子レンジでのご使用の際は、加熱しすぎたり、空焚きにならないようご注意ください。

▼オーブン・直火
ひび割れや破損の原因となりますので、オーブンや直火では使用しないでください。