STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO

2019年2月に東京・中目黒にオープンしたSTARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYO。世界で5店舗目となるROASTERY TOKYOは木材を贅沢に使った仕様が印象的。さらに大型焙煎機に銅でできたキャスク、そこから延びるパイプは圧巻です。どこにいても香りと音で焙煎の始まりがわかるほど開放感は抜群、壁や天井に至るまで私たちをワクワクさせる仕掛けで溢れています。またロースターの技を間近で見ながらコーヒーを味わえるのもここならでは。五感を大いに刺激される空間が広がっています。
コーヒースペシャリストの松田賢哉さんと商品企画担当の方にお話を伺いました。
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ーKINTOの商品のセレクトポイントを教えてください。
道具としてシンプルなもの、操作性とスタイリッシュなデザイン性です。ティーウェアではPEBBLEやUNITEA、LEAVES TO TEAなどシンプルかつTEAVANAのトーンに馴染むものをセレクトしています。「スターバックス リザーブ® FAROドリッパー&マグ Black」は別注でROASTERY TOKYOの世界観に合うオリジナルカラーが出来たことも大きな要因です。
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ーFAROを実際に使ってみてどのような印象を持たれましたか。
シンプルな見た目からは想像がつかない細かな機能性に驚きました。受けの容器底がひとつ穴になっているので、ドリッパーの湯量目安線まで一気に湯を注いでも、ほどよく抽出されるよう考えられているのがいいですね。ドリッパーですがさっぱりし過ぎず、深みのある味わいになっていると思います。大きなサーバーで1人分をおいしく抽出するのは難しいのですが、これなら気軽にいれられるのでオフィスでのコーヒーブレイクはもちろん、忙しい朝にもぴったりだと思います。
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ー現在ROASTERY TOKYOではシングルオリジン4種とブレンドがラインナップされていますが、コーヒーのセレクトはどのようにされているのでしょうか。
バイヤーがリサーチ&セレクトした豆を季節ごと楽しめるよう、十数種類を1年掛けて展開しています。ROASTERY TOKYOでは豆に合った焙煎が的確にされているかどうか、豆の色ではなく芯までしっかり煎られているかどうかの見極めが重要です。ベストな焙煎度合いは豆の収穫年やその日の気温や湿度にも左右されるので、最終的にロースターが秒単位での調整をしています。焙煎をオープンにしているのは、各生産国から届いた生豆がカップ1杯のコーヒーとして提供されるまでを体感していただきたいからなんです。焙煎後のタイミングであればロースターとも会話ができるので、ぜひ質問してみてください。
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